日本三大そば　献上そば人気店羽根屋　島根　出雲市　出雲そば

日本三大そば　紹介

　今回は、『日本三大そば』に関して、記載していきます。皆さんは、『日本三大そば』をご存じの方は少ないと思います。長野県の『戸隠そば』、島根県出雲地方の『出雲そば』、岩手県盛岡地区の『わんこそば』です。

蕎麦は日本の風土に適した植物で、栄養分の少ないやせた土地でも育つ植物です。いろいろなグルメ評論家的な人物が、なぜこの３種類が『日本三大そば』に選ばれているのかと、異論をとなえる人もいます。しかしながら、インターネットや各種書物で確認しても、この三種類が日本三大と言われているケースが多いです。

３種類の蕎麦に共通して言えることは、独特の盛り付け方、食べ方があるということです。

今回は、『出雲そば』のに関して紹介していきます。その中でも、老舗中の老舗で伝統の『献上そば』の『羽根屋』を紹介していきます。非常に人気店であり、混んでいますが、もし山陰に観光行くときは是非立ち寄ってほしい蕎麦屋です。

『出雲そば』は島根県出雲地方が発祥の蕎麦です。この『出雲そば』の原料は、奥出雲町などの島根県の地元産を使用しています。

食べ方にも特徴があり、一般的な日本蕎麦の食べ方は、’もり’や’かけ’といった食べ方ですが、出雲そばの食べ方の定番は『割子蕎麦』という、うつわに３段か５段重ねでたげるケースが多いです。

『出雲そば』の特徴は主に下記の３点です。

①香りが豊である。殻ごと挽き込むことで、香り高く風味が強いです。

②黒味の強い色。蕎麦の実を殻ごと挽き込んでいるため、他の日本蕎麦と比べ非常に黒味の強いそばです。

③栄養素が高い。原料の出雲そばの外皮にルチンが多く含まれていて、生活習慣病や高血圧に改善効果があります。

『■店概要

　＊羽根屋　本店　島根県出雲市今市本町５４９　（出雲市駅より徒歩約１５分ぐらいです）

　＊羽根屋　伝承館店　島根県出雲市浜町５２０　（駐車場大きいです）

　＊羽根屋　大津店　島根県出雲市大津町６９９

　　『羽根屋』は江戸時代の末期に創業し、明治４０年後の大正天皇に献上したことが店名の由来といわれています。

　私も何度か羽根屋本店には行ったこと有りますが、何時も混んでいます。店舗横に待合コーナーあります。お店の中は新しくはありませんが、古くても’献上そば’店の風格があり、まさに『出雲そば』の人気店です。

　気になるメニューは、割子３段（８４０円）や割子１段（２４０円）以外にも各種定食等があります。当然お酒飲む人用に、一品料理（天ぷら、だし巻き、しじみ汁等）も充実しています。

　実際に訪問するのは難しくても通信販売で購入可能です。