三輪そうめんそうめん素麺、手延素麺、三輪山本お食事処　千寿亭

日本三大そうめん　『三輪そうめん』紹介

『三輪そうめん』は奈良県桜井市地区を中心とした、三輪地区で生産された素麺で、日本三大そうめんの一つになっております。

『三輪そうめん』は多数ある素麺の中でも非常に歴史があり、今から約１，２００年前の奈良時代に起源をもと歴史と伝統のある素麺です。

　日本で一番古い神社として有名な大神神社（おおみわじんじゃ）の宮司の子息たちが、素麺を作りを始めたのが『三輪そうめん』の始まりと言い伝えられています。

　三輪の土地環境条件が、品質の良い湧き水やあることや、当地が小麦の栽培に非常に適した地区であることを子息が把握して、『三輪そうめん』を開始いたことが発祥の由来と言われています。

　『三輪そうめん』の製法と特徴は、原料に小麦粉を使用して、極寒期に手延べ製法により作ります。’コシ’がしっかりしていて、強い’歯ごたえ’と感じの良い’舌触り’が特徴です。

　製造より、１年以上寝かしたものを『古物（ひねもの）』と言い、２年以上寝かしたものを『大古（おおひね）』と言われています。

　昔のランクで下記のような区分けがありました。

・神杉（かみすぎ）　　非常に細い極細の最高級品　（贈答用に適しています）

・緒環（おださま）　　神杉より少し太い高級品

・瑞垣（みずがき）　　　誉とくらべ、少し細いタイプの麺で高級品ランク

・誉（ほまれ）　　　　　通常の『三輪そうめん』で一般に流通しているランク　

　以前は、上記の４段階のランクに区分されていましたが、最近では各新規参入の製造メーカーも製造面のほうが細くなり、この区分は現状使われなくなっています。

　麺の細さの視点では、三輪山本・白髪・白龍・池利他では、麺の細さの極限まで追求したこだわり麺も存在しています。

■産地表示違反問題

　２００２年に大手販売会社の数社が長崎県で製造された素麺を『三輪そうめん』として販売した為、行政の改善指導を受けました。『三輪そうめん』は偽装問題が発生するほど人気のブランド麺です。

■『そうめん条例』奈良県桜井市で制定

　２０１７年７月　　奈良県桜井市にて『そうめん条例』が制定されました。内容は、『三輪そうめん』を市民に浸透させ、伝統文化を知らしめて普及のさせる為です。

　この条例の制定により『三輪そうめん』はさらに認知度を高めて今に至っています。

■三輪そうめん　（株）三輪山本　

　奈良県桜井市大字箸中８８０　　

お食事受付時間：１１：００～１５：３０

TEL０７４４－４４－２００１（売店・お食事処専用ダイヤル）

『三輪山本』は、創業３００年の伝統の味・『三輪そうめん』の老舗中の老舗のお店です。

『三輪山本』では、売店・お食事処と『三輪山本』の商品を購入主食できます。

■三輪そうめん（株）池利　お食事処　千寿亭

　奈良県桜井市芝２９３　

AM１１：００－PM５：００

TEL０７４４－４５－０６２６

　三輪そうめん茶屋　大和千寿亭は池利の食事処です。非常にきれいで風格のある店舗です。おすすめのメニューは『昼膳』１，７６０円か『会席』２，２６８円です。

　１８５０年に創業で、三輪の老舗中の老舗の『池利』の直営店です。大和地鶏のだしで独特の風味で美味しいです。池利は最良の素麺を提供する為、『おいしさの追求』『技術の追求』『品質の追求』の３項目の追求に全力を挙げています。